Round-the-world cruise

 
 
 
 
 

鹿児島入港・出港

 
4月6日(火曜日)朝起きると飛鳥Ⅱは、九州の志布志湾沖を航行中でした。朝食は、昨日同様和定食を食べる、朝食後ブリッジからの船長の船内放送で、大隅半島にある宇宙開発機構のロケット発射場が右舷側前方に見えますと放送が有った早速、カメラ片手に7デッキへ、ロケット発射場は半島の山肌にへばり付くように設置されていた。想像していた設備とは全く違って狭い地域に追跡レーダー施設などが有った。
 昼食は、鉄火丼、生マグロの味は最高で、美味しかった。昼食が終わる頃左舷側に薩摩半島が見えてきて長崎鼻、開聞岳(薩摩富士)が雲をいただき雄大な姿を表した。鹿児島港へは、15時に入港した。入港と同時に桜島が突然真っ黒な噴煙を上げた飛鳥飛Ⅱの入港を歓迎しているようで感激、早速写真撮影。鹿児島からの乗船客30名を乗せ出港は17時。16時20分からフェルウェイセレモニーが始まり、地元の皆さんによる阿久根大鼓に送られて出航した。小学生の学童による、太鼓演奏と鹿児島オハラ節の踊りには微笑ましく目頭が熱くなった。
 何度見ても出港風景には感動する。夕食は、右舷側に開聞岳を見ながらのサンセットディナーで世界一周に向けての赤飯と航海の安全にひっかけて安航汁(アンコウ汁)、あん肝が美味しかった。横浜で330名、神戸で130名、鹿児島で30名、乗組員470名、飛鳥Ⅱは960名を乗せて世界一周クルーズへ、船長の話では飛鳥の航海の中で一番少ない乗客とのことで、今回のクルーズは乗客とクルーにとって最高の世界一周クルーズになるが、会社(郵船クルーズ)にとっては最悪の世界一周クルーズだそうです。 夕食後19時30分から5デッキ、レセプション前の「アスカプラザ」で2010年の世界一周クルーズの幕開けを祝って鏡開きが行われました。末長船長、加藤機関長、川上ホテルマネジャーの3名により 、鏡開きが威勢よく行われ升酒が振る舞われました。
 

 
大隅半島にある宇宙開発機構のロケット発射場沖合を航行。
 
長崎鼻、開聞岳(薩摩富士)が雲をいただき雄大な姿を表した。
 
飛鳥Ⅱの入港と同時に桜島が突然真っ黒な噴煙を上げた。
 
法被を着て鏡開きの準備をする末永船長。
 
末長船長、加藤機関長、川上ホテルマネジャーの3名による、航海の無事を祈る鏡開き。
 
マス酒が乗船客の皆さんに振舞われました。

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